
ANA NH231 Economy Class Review – Tokyo to Brussels Flight with Lounge Experience
2025-08-10ベルギーといえばチョコレートが有名ですが、ブリュッセルにはチョコ以外にも絶品グルメがたくさんあります。
本記事では、実際にブリュッセル滞在中に食べ歩いた名物料理とおすすめレストラン7選をご紹介します。
観光の合間にサクッと楽しめる軽食から、ゆっくり味わいたい伝統料理まで、旅行者必見のグルメ情報をまとめました。
Contents
1. フリット(ベルギー風フライドポテト)
ベルギー名物といえばやっぱりフリット!
外はカリッと、中はホクホク。ソースの種類が豊富で、自分好みの組み合わせが楽しめます。
▶ おすすめのお店:
①Fritland
ブリュッセルの観光名所 グランプラスから徒歩3分の場所にある、
大人気のフリット専門店 Fritland(フリットランド)。

観光客の定番スポットで、行列ができることも多いお店です。
フリッツのサイズは Grand(大) と Petit(小) の2種類。

Petitでもかなりのボリュームがあり、1人で食べきるのは大変なくらい。
私たちは2人でPetitをシェアしましたが、それでちょうど良いサイズでした。
ソースは15種類 から選べ、どれにするか迷ってしまうほど。

私は 「Pita」(マヨネーズ+ガーリック+ハーブ)を注文してみました。
ガーリックの風味が強めでパンチのある味わいでした。
他のお客さんの様子を見ていると、アンダルース(トマトマヨネーズ+ハーブ+ビネガー) や
サムライ(マヨネーズ+ペッパー+チリペッパー) が特に人気のようです。
ブリュッセルでボリューム満点のフリッツを食べたいなら、Fritlandは外せない一軒です。
② Frituur Tabora(フリチュール・タボラ)
こちらも グランプラスから徒歩3分 とアクセス抜群の人気店 Frituur Tabora(フリチュール・タボラ)。

営業時間は 朝9:00から翌朝6:00まで と非常に長く、夜遅くまでベルギーフリッツを楽しめるのが魅力です。
口コミでは「いつも行列」と書かれていたのですが、私たちはオープン直後の朝9:30頃に訪れたので、並ばずに入店できました。
フリッツのサイズは Small・Medium・Large の3種類。

ソースはたくさんの種類が用意されており、黒板の字だけでは何が何だかわからないので店員さんにおすすめを聞いてみました。

私は店員さんおすすめの1番人気の アンダルース を選びました。
トマトマヨネーズにハーブとビネガーが効いていて、フリッツにとても合い、やみつきになる味わいでした。

こちらはFritlandに比べると、小サイズは1人でもちょうど食べきれる量。
2人でシェアすると少し物足りないかもしれません。
夜遅くまで営業しているので、観光の合間や夜食に立ち寄るのにもおすすめです。
2. ベルギーワッフル (リエージュスタイル)
観光中にぜひ食べてほしいのが、本場のワッフル。見た目のかわいさとおいしさで、スイーツ好きにはたまりません。
▶ おすすめのお店:
①Maison Dandoy(メゾン・ダンドワ)
ブリュッセルでワッフルといえば外せないのが、創業200年近い老舗「Maison Dandoy(メゾン・ダンドワ)」。
観光名所 ギャルリ・サンテュベール の中に店舗があり、イートインは行列ができることもあります。
店内は豪華絢爛な装飾!

私たちは待ち時間を避けて、テイクアウト(イートインより1ユーロ安い!) にしました。
このお店では、ベルギーワッフルの代表的な2種類が楽しめます。
• ブリュッセルワッフル:軽くてサクッとした食感 (下記写真左)
• リエージュワッフル:しっかりした生地に砂糖の粒が入っている甘めのタイプ (下記写真右)

私はリエージュワッフルが好きなので、チョコレートとバニラアイスがのったリエージュワッフルを注文。

外はカリッ、中はしっとりで理想的な仕上がり!さらに、チョコもアイスも甘すぎず、最後までペロッと食べられました。
ちなみに本場ブリュッセルだからか、ブリュッセルワッフルはリエージュより0.5ユーロ高いのも印象的でした。

② Le Funambule(ル・フナンビュール)
グランプラス近くにあるワッフル専門店 Le Funambule(ル・フナンビュール)。

お店の前に並んだ色とりどりのワッフルサンプルがとても目を引き、観光客が思わず立ち止まってしまう人気店です。
こちらで食べられるのはすべて リエージュ式ワッフル。トッピングがとても豊富で、どれにするか迷ってしまいます。

私は ホイップクリーム+キャラメルソース を選びましたが、想像以上に美味しく大満足!
やっぱりリエージュワッフルは最高ですね。
ただしこのお店は座席がなく、基本的に 立ち食いスタイル になります。食べ歩きにぴったりの一軒です。
3. カルボナード(牛肉のビール煮込み)
ベルギーならではの郷土料理 カルボナード(Carbonnades) は、牛肉をビールでじっくり煮込んだシチュー。
ビール大国ベルギーならではの濃厚な味わいが楽しめます。
▶ おすすめのお店:Brasserie Ommegang(ブラッスリー・オムガング)
カルボナードはベルギー料理のお店であれば必ずある料理ですが、
ブリュッセル中央駅近くにある Brasserie Ommegang は、日本人にも食べやすい味付けで人気のベルギー料理店。

カルボナードはもちろん、付け合わせのフリットも外はカリッと、中はホクホクでフリット専門店に引けを取らない美味しさでした。
ヨーロッパでは付け合わせにパンが出てくることが多いですが、ベルギーではフリットが添えられることが多いのも面白いポイントです。
一緒にいただいたチェリービールは苦味がなく美味しくいただけました。

私は事前にネット予約しましたが、店内は広くテラス席も多いため、混雑時間を避ければ予約なしでも入店可能だと思います。
4. フランダース風ホワイトアスパラ(春限定の郷土料理)
春のベルギーを代表する旬の食材 ホワイトアスパラガス。
日本ではあまり馴染みがありませんが、ベルギーでは毎年 4〜6月 に旬を迎え、
街中のレストランで「Asperges à la flamande(フランダース風ホワイトアスパラ)」を楽しむことができます。
▶ おすすめのお店:Brasserie Ommegang(ブラッスリー・オムガング)
私が訪れたのは6月下旬。
多くのレストランではすでにメニューから消えていましたが、
上記のBrasserie Ommegang では特別に用意していただくことができました。
メニューに載っていなかったため、店員さんに「Asperges à la flamande」と伝えると、快く作ってもらえました。

ベルギーのフランダース風ホワイトアスパラは、ドイツ式のオランデーソースとは違い、
すりつぶしたゆで卵のサラダ風トッピング がかかっています。
シンプルながらも、ホワイトアスパラの甘みを引き立てる優しい味わいで、旬の時期ならぜひ味わいたい一皿です。
ボリュームは控えめで前菜向きですが、春のベルギーを感じる特別な料理としておすすめです。
5. ムール貝の白ワイン蒸し(ムールフリット)
ベルギーの定番料理といえば ムールフリット(Moules Frites)。
新鮮なムール貝を白ワインとハーブで蒸し、付け合わせのフリッツ(ベルギー風フライドポテト)と一緒に楽しむ料理です。
▶ おすすめのお店:Chez Léon(シェ・レオン)
Chez Léonはムール貝料理で有名な老舗レストラン。英語メニュー完備で安心です。
ほとんどのお客さんが白ワイン蒸しを頼んでいる中、私は生のムール貝も頂いたのですが、
こちらも臭みなどがなくとても食べやすかったです。

6. ベルギービール(2000種類以上の品揃え!)
ベルギー旅行でぜひ楽しみたいのが、やっぱり ベルギービール。
種類の豊富さと個性的な味わいで、ビール好きにはたまらない文化です。
▶ おすすめのお店:Delirium Café(デリリウム・カフェ)
ブリュッセルにある Delirium Café(デリリウム・カフェ) は、2000種類以上のベルギービール を取り扱う、ビール好きの聖地。

特に人気なのが Beer Meter。
10種類のビールを順番に飲み比べできるセットで、左から右にかけてボディがどんどん重くなっています。

軽めで苦味が少ないビールが好みの私にとっては、
ベルギービールは全体的に苦味が強く感じましたが、ビールの奥深さを楽しむには絶好の体験です。
ビール以外にも他のアルコールやちょっとしたスナックメニューもありました。

さらに、Delirium Caféの向かいには 小便少女の像 があり、
こちらもぜひチェックしたいスポットです(観光の楽しみのひとつとして紹介しています)。
7. キュベルドン(伝統菓子)
ベルギー・ゲント発祥の伝統菓子 キュベルドン(Cuberdon)。
外側は砂糖でコーティングされザクっとした食感ですが、中はとろっとしたシロップ状のゼリーのようになっており、
グミのような美味しさが楽しめます。イメージとしては、「彩果の宝石」の外側を厚く砂糖で固めた感じです。
▶ おすすめのお店:La Belgique Gourmande(ラ・ベルジック・グルマンド)
ブリュッセルの ギャルリー・サンチュベール にある La Belgique Gourmande では、キュベルドンを量り売りで購入可能。
気になる方は 1個から試し買い ができるので、少しずついろんな味を楽しめます。

全種類試した結果、私のお気に入りは メロンとパイナップル!
保存期間が短く、日本をはじめ海外ではあまり流通していないため、ベルギー旅行の際にはぜひ現地で味わいたい伝統菓子です。
まとめ:必ず食べたいブリュッセルのグルメ
ブリュッセル旅行で絶対に味わいたいグルメを7つご紹介しました。
時間が限られている場合、食べ歩きしやすいフリットやワッフルがおすすめです。
観光と一緒に地元グルメを楽しめば、ブリュッセルの旅がもっと思い出深くなるはずです!